今年のぎなんフェスタのねぎっちょ汁は最高のできでした。
そりゃぁ朝の7時から仕込みだから美味しいに決まっている。
スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。
小雨そぼ降る中遊びに来てくださった方々楽しかったですね。
ありがとうございました。

ゆるキャラの皆も最高だったね。


みんこみゅのドラゴンズファンの皆さん、ありがとう。
日本シリーズ進出だ~ッ!

今宵もとりあえず ビールで乾杯。
明日からもがんばります
プロ野球クライマックスシリーズでは名古屋ドームは連日大盛り上がりです。
そういえば、今年の3月3日私たち夫婦はこの名古屋ドームで野球ではなくロックで盛り上がっていたっけと思い出しました。
その日は私の青春の1ページを飾る偉大なるアメリカロックバンド イーグルスの7年ぶりのジャパンツアーライブでした。

生イーグルスは初めてでした。
私たちと同世代のファンたちで埋め尽くされたドームでの3時間は夢の世界でした。
そんな興奮から覚めやらぬ1週間後この日本には悲劇が始まったのです。
東北大震災。
浮かれている場合ではない、そういう思いでこのライブの模様をアップしようとしていたのですが封印しました。
とある雑誌で震災後の朝焼けの写真に目が止まりました。

イーグルスの名曲 テキーラサンライズを口ずさむと涙がこぼれそうになります。
またテキーラ サンライズの様な朝焼けが・・・
このお馴染みの世界は、まだ同じに見える
また次の日も・・・
オレンジを朝焼けの空、グラスの底に沈んだグレナデン・シロップを太陽に見立てたカクテル。
テキーラサンライズはつらい時には勇気を取り戻す銘酒です。
長良橋を吹き渡る風は穏やかで優しかった。
キラキラと輝く川面を眺めながら岐阜公園を散策。
歴史博物館の【国宝 薬師寺展】はその日は最終日だった。

最終日とあって館内はごったがえしていた。
薬師寺管主 山田法胤師さんも説法やらあいさつやらで忙しそう。
坊主丸儲けとはよく言ったものだ。
騒々しさの中で鑑賞を終え、立礼茶席 華松軒で気軽にお抹茶を楽しんだ。
妻も私も不作法ながらお茶の一服で和みのひと時を味わった。

茶道から外れる妄想が始まった。
抹茶リキュールがベースのカクテルがあるそうだ。
「ジャポネ〈抹茶〉」は、京都宇治で摘まれた良質の抹茶と玉露を贅沢に浸けこんだ原酒をベースにした和風リキュール。ほろ苦いコクとほんのりした甘みがベストバランス。濃緑の色合いに豊かに広がる独特の香りが新茶の季節を思わせる味わいが楽しめる。

これはいかがと千利休にたずねると
利休曰く「茶会の儀式的な形よりも、重要な一番の極意がある、それは自由と個性なり」
「世の中に茶飲む人は多けれど 茶の道を知らぬは 茶にぞ飲まるる」(利休)
茶を酒に置き換え詠みかえしている自分がその庵にいた。
私共の会社の仕事の下請けを長年していただいた協力業者のSさんがこの度引退された。
礼儀正しく、律義で頑固一徹、職人気質の感がある方だった。
数年前、本人曰く「多分最初で最後だと思う。」とお言葉をもらい私共の会社の社員旅行に参加された。
その時に差し入れしてくれたお酒が、【レミーマルタン ナポレオン】だったと記憶している。
その時Sさんにはねじり鉢巻きに一升瓶というイメージを抱いていた私はそのギャップの差に感動したことを思い出した。
バスの中で紙コップに注がれたブランデー。
手のひらでグラスを転がして味わうのが正道じゃない。
バスの揺れも手伝って紙コップを転がして味わったのはいい思い出だ。
Sさんの熟練された技術は高貴な熟成ブランデーに通じ、私どもの若手社員を鍛えてくれたのは紙コップが象徴する庶民性だったのかな。

Sさんのお礼の手紙には、こんな言葉が引用されていた。
「子供叱るな来た道じゃ 年寄り笑うな行く道じゃ」
秋の気配を感じる夜。
しみじみしたい時は、静かにブランデーでも……
「来た道悔やむな戻れぬ道じゃ」
石原裕次郎--ブランデーグラス 投稿者 jrapaka2