七味・五悦・三会で今年を振り返ろうと思う。
先ずは七味か、なんといってもバナナかな。ダイエットも足ぶみ状態お正月の朝バナダイエットは無理だな、日本人は正月の朝は雑煮と決まっている、リバウンド間違いなし。
映画「ハッピーフライト」を見てひとつ面白いエピソードがあった、機長と副操縦士は同じ食事は取らないらしい。食中毒で共倒れになることの防止策だそうだ。(なるほど)

初めての海外旅行をこの年で経験した思い出の旅客機の機内食にも色々とドラマがあったんだな。食中毒といえば今年は本当に事件が多かった、食肉偽造で問題となった肉屋のそばの肉屋に今年も並んで正月用のお肉を仕入れた。ほんまもんの牛ステーキをごちそうになったのも今年の七味のひとつ。店の名は潜龍最高だった。我が家のレシピ本はラズウェル細木の『酒のほそ道』全巻そろって家族全員の愛読書となっている。晩酌の一品選びの必需品だった。

今年は娘が結構料理をつくってくれた、1番はクラムチャウダーだったな。ホワイトソースとかチーズ系の料理はあまり得意ではなかったので恐る恐る食してみたらけっこうはまってしまった。

やはり心に残る味というのはほぼ毎日妻がつくってくれる弁当・・・なんちゃって かくし味はゴマだったりして、♪『ゴマ~をすりま~しょ~っ陽気にゴマをねッ!♪(植木等調)
家庭料理が七味をしめれば家内安全世界平和なのだ。
さて五悦だが、今年はやはり恥ずかしながら、はじめての海外旅行だった。
その時の会長へのサプライズはドッキリの楽しみはひとつの悦だったかな。サプライズといえば社長の還暦祝い これまた悦にひたったできごとだった。
世界恐慌で幕を閉じようとしている今年。派遣難民村で年を越す人々・・・・。

ぬくぬくと年越ししてもいいのだろうか?働ける喜び、仕事がある喜び 悦の一番だと思う。
とにかくこの一年家族ともども健康で過ごせたことで充分だ。ささやかな幸せでいいのだ。
おしまいは、三会。今年はブログで知り合った、地元の有識者つきみそうさんと実際お会いできたことだ。品のある話にいつも心が洗われた。
会社には新卒・他社からの編入と数人のニューフェイスの参入で業務のパワーアップが計れた。
反面去っていく者もいた。会うは別れの始まりとはよく言ったものだ。
今年は人間関係に揺れた一年だった。心を鬼にしてでも人を指導できない自分を恥ずかしく思い出会いより重い別れのほうが多かった。
除夜の鐘の音が遠くに聞こえる。

不機嫌な煩悩・・追い払わねば、そして来年こそは清々しい一年を過ごせるように、
静かに祈る大晦日の夜だ。
拙句 : 暗闇に 夜明け近しと 除夜の鐘
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