よっさん 元気です

よっさん 祭 を詠む

雲ひとつ無い秋晴れの朝。
ドーン パンパン と祝砲が、澄みきった青空に響きわたった。
今日は豊作祈願の神輿祭り。
各町内会、こども会が町中を練り歩く一日だ。

拙句 : 祝砲に 驚き飛び立つ 野鳥かな

こども神輿とおとな神輿がそれぞれ四つの町内から対で八つとなり地元の神社に集結した。
玉砂利を踏みしめる音は耳に心地よく足の裏に伝わる痛みも程よい痛さだ。
神殿に向かい参拝の儀式が順調に進んでいる。
参拝


拙句 : 玉砂利の 痛みも清し 秋の境内
拙句 : 柏手の 響く神殿 秋宇宙

厳かに神事を終え、いよいよ行列の出発だ。
お神酒のはいった、男衆は興奮を高め始めている。
【チーム一豊】のエネルギッシュな踊りが始まり、気分は高揚するばかり
いざ行かん!祭りだっ!祭りだっ!

拙句 : 玉砂利を 蹴散らしおどる 祈る秋
チームかずとよ

こども神輿はここで親神輿と別れることになる。
「おじいちゃん、おとうさん がんばってぇ!」
幼子のかわいい声援を受けながら、勇士たちは奮い立った。

拙句 : 豊作の 穂波漂ふ 親子船
鉄砲町

子供会



各町内の休憩詰め所でいただくお酒や、肴は心がこもっていてとても美味しい。
アルコールも体中を回り男衆も興奮冷め遣らず、最後の集結場所へと。

拙句 : 担ぐほど 重さ忘るる 神輿かな

十何年ぶりかに参加した私は、様変わりした風景の中にも懐かしい風を肌に感じ心地よい汗をかいていた。
大団扇で煽り囃したてる。「ワッショイ ワッショイ」大合唱。
傾きかけた西日に向かい、行列は最後の合流地点へ・・・

太鼓の音がだんだん大きくなる。
奥太鼓の美人軍団の熱演が、神輿軍団を招き入れる。
宝光寺の境内で各神輿は狂ったように回る回る曳き回す。
ひょっとこ姿が、太鼓に合わせて躍りだす。
つられて次々と踊りの輪は広がる。
迎え太鼓


ピークを向かえ、感極まり池にひとり飛び込んだ。
またひとり興奮のるつぼに飛び込む輩が。
池から引き上げようとする人も、逆に引きずり込まれた。

いつしか、太鼓の音も迎え音色から送り音へと変調している。
西の空が赤く染まりはじめ、祭りの幕も閉じられる。

「さあ、帰ろう。」「みんなぁ、また逢おう。」

夕陽を背に各神輿は帰路に着く。
今日触れ合った人々の笑顔を胸に、足どりも軽やかだ。
庭の片隅でゆれるコスモスは優しくみんなを見送っている。

拙句 : 太鼓音に ゆらり秋桜 風涼し

       ・・・余情残心にて  稿 了・・・
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