よっさん 元気です

クリスマス騒動記

携帯から聞こえる息子の声はか細く震え
「父さん 車が……」と言って途絶えた
「彼女と新東名走って浜松餃子食ってくるわ~ッ!」
と朝元気よく出て行ったのだが……
何度も携帯にかけ直すのだが繋がらない
トンネルの天井が落ちたのか?
事故ったのか?
やっとの思いで繋がると
「電波の調子悪すぎ、サービスエリアで異常ランプが点いたので見てもらったらベルトが切れてるのでこのまま走ると止まってしまうよと言われた、JAFを今呼んだとこだよ。」
「そうか、事故かと思って心配したぞ」

結局彼らと車はレッカー車で地元浜松市内のディーラーに移動し修理となったのだが年末で部品調達ができない越年覚悟で車を預け新幹線で帰ってきた。

「とんだクリスマスだな でも本当に事故じゃなくてよかったな」
「いい経験したわ~」
夜呑みながらのつまみのネタは尽きない。

我が家のクリスマスはささやかなプレゼント交換を行う
娘にはスマホ用指切り手袋、息子にはゴルフのクラブバッグのネームプレートを新調、妻には好物のシャブリ ワインとワインセーバー(自分も呑むけどね) 子供たちから我々夫婦には 松任谷由実40周年記念ベストアルバム 【日本の恋とユーミンと。】であった。

呑み残しワインボトル用のキャップ ワインセーバー ってナニ?と妻が聞く。
「ワインの酸化を防ぐため空気を抜いて真空状態に近づける道具だよ」
「ワイン好きの私には必要ないね! 呑み残しなんてありえない」
食卓を囲む家族一同一瞬静まりかえる。
そして、テーブルの上におもむろに取り出す、もう1本のボトル。
妻も1本用意していたのだ。

その夜、ワインセーバーの出番は無かったのは言うまでもない。
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創世記・・・ジェネシス

小学6年生のころだった。
映画【猿の惑星】のラストシーンに驚き興奮していた。
SFストーリーの醍醐味は辻褄合わせだが、訳のわからぬまま40数年経ってなるほどと胸のつかえを下ろすことができた。
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あぁこうして人類は滅びたのか、あぁこうして猿が高度知能を持ったのか……
とても面白い映画【猿の惑星 創世記】はシリーズ第1作を見た人はもちろん見ていない人にもおすすめ映画だ。

認知症を患う父を思う家族愛、人間のエゴ、生物共存問題、
SFの世界ではなく現実味を帯びている物語に感嘆した映画だった。
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敬老の日

先日太平洋戦争で志半ばに戦死した画学生の遺作、遺品を収蔵、展示する美術館【無言館】館主の窪島誠一郎氏の講演会に行ってきた。

「あと5分、あと10分、この絵を描かせてほしい。」
出征ギリギリまで愛する人々を描き続けた画学生達の物語に何度も涙した。

戦争から無事帰還していれば丁度私の父のように人生を過ごしてこれたのだろう。

今日は敬老の日、痴呆症の父に会いに施設に行ってきた。

長く伸びた爪を切ってあげる。
「あんた誰だった?」
息子にそんな問いかけをする父。
最初はショックだった。

パチンパチンと爪を切る音が、父の部屋に響き渡る。
「ありがとうございます。」と軍人のように深々と頭を下げる父の姿を母と娘は微笑ましく見ている。
「どういたしましてッ!」敬礼して爪切り終了。

あなたが生きていたから、私も生きているのです。
ありがとう、親父。
ありがとう、おふくろ。
編み物する婦人
画像は無言館所蔵 興梠 武 編みものする婦人
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想像妊娠

「あらあら又妊娠してますよ。想像妊娠。」

全く恋多き女なのだ、我が家の愛犬は。

「いったい相手は誰なんでしょうね?」

獣医から戻ってきた愛犬の乳ははっていて驚いたことにおっぱいまでも出てくる始末。

この半年で2度も想像妊娠してしまった。

犬の生態ではそんなに珍しいことでもないそうだ。

想像妊娠中は体も不調となり悲しい声で泣きながら苦痛を訴えていた。

獣医と相談し思いきって子宮摘出手術をすることにした。

来週手術だ。

原発危険区域に置き去りにされているペットとか家畜たちを考えると複雑な気分になってしまう。

一日でも早い復興を祈りたい。

それでは我が家の癒し系ペットの画像をお楽しみください。
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SATOYAMA

喫茶店のモーニングサービスに飽きてきた妻と私は、コンビニでおにぎりとパンそしてコーヒーお茶を買い青空の下でモーニングとこじゃれた気分で車を走らせた。
木曽川沿いに聳え立つ国宝犬山城は、幾分和らいだ朝日を浴び夏の終わりを告げようとしている。
犬山城
河原に腰を下ろしモーニングを楽しんでいると、スイスイ空中を泳ぐ赤とんぼ達が暑さを忘れさせてくれる。

森の緑を見ながら野猿騒動を思い出した。
「あの野生親子猿はいい住処見つかったのかなぁ・・・・?」
ひと月前のことだ、愛犬と朝の散歩をしていると、なにやら神社の塀から視線を感じた。
振り向くと得体の知れぬ物体がジーっとこっちを見ている。
前を歩いている妻に「あれはサルみたいだけど、この前見たというサルか?」
2・3日前に妻と娘から「今日猿が白山神社にいたのよ」とは聞いていたのだが冗談だと思っていた。
しかしどっから見ても猿なのだ。
振り返る妻は「そうそう あのサル あのサル」と静かな神社の前を大騒ぎした。
それから、目撃者も多々現れ、実際畑を荒らされる被害も出て市役所もやっと動き出すこととなった。
新聞の第一報では捕獲されても引き取る先が見つからないので殺処分となる見込みという記事となった。
妻は「私も通報者のひとり、かわいそうなことをしてしまった・・・・」と嘆いていた。
翌日の新聞には、一転して殺処分取り消しという記事が掲載された。
市役所に「殺さないで」という嘆願電話が殺到したという。
数日後、木曽川沿いの林で目撃されてその辺りで捕獲作戦がはじまった。

あれから一月が過ぎようとしている、安住の地を見つけていることを願うばかりだ。

育児放棄の母親、無差別殺人、所在不明の高齢者・・・・・・
生物多様性のバランスが崩れている現代社会。
人間をふくむすべての生きものが共に生きていけるように、生物多様性を守っていくことを話し合うCOP10が10月に名古屋で行われる。
「川面を水上バイクで爆走する若者たちを横目に見ながら、猿たちはエコとエゴを勘違いしている人間に対し、密かに警告しようと名古屋に集結しようとしているかもしれないな。」

桃太郎の鬼退治伝説の伝わるこの犬山の深い緑に囲まれて、ふとそんなことを考える朝だった。
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